もたさんの映画レビュー・感想・評価

もた

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大いなる遺産(1998年製作の映画)

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キュアロンの初期作だけど誰が監督しても良くはならないであろう脚本。イーサン・ホークとグウィネス・パルトローが当時20代後半にして中高生くらいの役を演じてるけどさすがに無理。局部を見せないぞというギリギ>>続きを読む

ブロック・パーティー(2006年製作の映画)

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ローリン・ヒルもカニエ・ウェストもまともに聴いたことがなく、デイヴ・シャペルも何者?という感じだからだいぶわかってないと思うけど、発言が面白くて結構見れた。出だしのグダグダ感が一番面白かったけど。禁止>>続きを読む

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

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パク・チャヌクの映画って感じさせるのがすごい。だからこそ韓国舞台で見たい感もある……。ニコール・キッドマンははまり役かと思いきや若干浮いて見える。難しい。

ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

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タイトルに「ヒース・レジャーの」はいらないと思うけど結構丁寧な脚本。恋愛の駆け引きに付き合わされるところから始まって恋に落ちる定番の構成。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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10年が経とうというのが驚き。濱口竜介の代表作でありかつての映画ファンの踏み絵的作品だけど、さすがに濱口竜介もキャリアを重ねてきて代表作が移ってきてるのもあり忘れかけていた。儀礼的に開催した飲み会で喧>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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他の映画では絶対に交わらなそうな俳優が総出演してて良かった。ベニー・サフディは他の監督からかなり信頼があるんだな。時系列はいじっているものの、最初の2時間がマンハッタン計画の立ち上げから原爆投下まで、>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

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夢の中に出てきた理想の女性を小説にしたら飛び出してきたという話で、自分が作り出したキャラクターだから性格も自由に変えられるというのがユーモラス。ではあるけど、やっぱりラブストーリーでカップルの性格は物>>続きを読む

ザ・ファイター(2010年製作の映画)

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当然のように面白いし、ロン・ハワードのような監督には無い冷めた視点がある。しかし、この手の映画の最高のシーンって大体エンドロールなんだよな。マーク・ウォルバーグかっこよすぎる。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

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初めて見たけど、『BTTF2』的続編だとは。そして前作よりモデリングが向上してるのに全く違和感がないのがすごいな。悪役が割と序盤でわかるようになってるけど、それを前提として組織的な陰謀をちらつかせる感>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

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小学生の頃に一度見たきりだと思うけど結構覚えていた。実は何回か見たかもしれない。昔から思ってるのが、ヴァイオレットとジャック・ジャックは能力の質が違う割にあまり生きてないというところ。特にジャック・ジ>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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話題になったけど、最近あまり語られない気がする作品。運命の人と確信した相手からすれば自分は未熟なただの弱者男性だったという話で、この根も葉もなさが逆に斬新な気がする。情けなくても喪失感は当然やってきて>>続きを読む

クレオパトラ(1963年製作の映画)

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何年も前の正月に見ようと思って眠ったままだったBlu-rayを引っ張り出した。製作費と興行的失敗で映画史に名を刻む作品。というのが頭から抜け落ちてて、絶句するほどの祝祭のイメージと鮮やかで歴史ものより>>続きを読む

蛇の道(2024年製作の映画)

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国内盤は買えなかったから2in1の輸入盤で見て戦慄と衝撃を受けて以来、オリジナルの『蛇の道』と『蜘蛛の瞳』は大好きな黒沢清作品で、16mmの荒い映像とミニマルな演出、絶妙な長さ、そして何よりあまりにも>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

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『星に願いを』縛りがまず無理だろと思った。キャラの魅力が全体に弱く、友達のキャラが多過ぎて持て余してる。捻りのない勧善懲悪だし、あまりに綺麗事なテーマにも辟易。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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美術や特殊効果、サントラが尖っていて、なるほどオスカー案件かと思ったけど、スタイルの斬新さと対照的に古典的な題材。

Cloud クラウド(2024年製作の映画)

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ファンサービスが過ぎる感もあるけど最高。転売ヤーを題材にしてどう作品にするのかと思ったけど、後半転売関係なくなってて面白い。銃撃戦で佐野くんが何故あんなに有能かつ協力的なのかわからないのも面白い。様々>>続きを読む

合衆国最後の日(1977年製作の映画)

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アルドリッチってこういう作品作ってたんだな。フライシャーでいう『ソイレント・グリーン』的な皮肉が込められた作風。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

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前作よりメタファーがさらに入り組んでいて、流石に説明しきれなくなってる感じがする。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

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劇団四季で昔見て感動した記憶がある。画をリアルに寄せると話もシリアスに傾くのは人間に限らないのだな。残念ながら、アニメーション的な面白さが皆無。

憐れみの3章(2024年製作の映画)

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難解ではあるけど面白かった。理屈では無くもないけど、ありえない設定の不条理の中にハネケ的な不快感もある。時系列が結構入り組んでいたりするので難解さがさらに加速するけど、その必要あるか?とは思った。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

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母親の電話中に財布の中のクレジットカードを盗もうとすると、その母親がこちらを振り返る。ここが彼女の背後からのショットのため、視線と表情が見えず、対照的にライリーの凍りついた表情が遠くに映し出される。こ>>続きを読む

監督・ばんざい!(2007年製作の映画)

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次作の題材探しで苦悩する北野武というメタ的な視点で語られるオムニバスで、面白くはないけど嫌いになれないやつ。

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

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擬似親子に西部劇を感じた。

罪の天使たち(1943年製作の映画)

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ブレッソンのデビュー作。信仰に熱心なあまり暴走しだす若いシスターの話で「こういう人いるなぁ……」と思った。対比的に根っからの悪人といった感じの別のシスターがサスペンスを引き込む。ラストはいかにもブレッ>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

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グァダニーノによる『サスペリア』の再解釈。当時『君の名前で僕を呼んで』に全くピンときてなかったのもあり作品自体に不信感があったりしたけど、見てみるとなかなか良かった。バレエ学校の話というのがリメイクの>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アメリカの架空の内戦を舞台にした作品はありそうでなかったが、そもそも内戦をテーマにした理由がぼやけてるような気がしたし、こういうシニカルなのはむしろブラムハウスとかが低予算で作った方がいい作品ができそ>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

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『フロリダ・プロジェクト』を見たのがもう6年前になるけど、それ以来のショーン・ベイカー。『タンジェリン』はまだ見てないし、『Anora』も見たいな。テキサスの貧困地区からLAのポルノ俳優として活躍した>>続きを読む

ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アダム・シャンクマンは『ヘアスプレー』しか見たことがないけど、撮影監督が違っても独特の色彩感覚がある気がする。マシュー・マコノヒーとジェニファー・ロペスのラブコメだけど、マコノヒーをラブコメに出そうと>>続きを読む