もたさんの映画レビュー・感想・評価

もた

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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

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擬似親子に西部劇を感じた。

罪の天使たち(1943年製作の映画)

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ブレッソンのデビュー作。信仰に熱心なあまり暴走しだす若いシスターの話で「こういう人いるなぁ……」と思った。対比的に根っからの悪人といった感じの別のシスターがサスペンスを引き込む。ラストはいかにもブレッ>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

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グァダニーノによる『サスペリア』の再解釈。当時『君の名前で僕を呼んで』に全くピンときてなかったのもあり作品自体に不信感があったりしたけど、見てみるとなかなか良かった。バレエ学校の話というのがリメイクの>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

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アメリカの架空の内戦を舞台にした作品はありそうでなかったが、そもそも内戦をテーマにした理由がぼやけてるような気がしたし、こういうシニカルなのはむしろブラムハウスとかが低予算で作った方がいい作品ができそ>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

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『フロリダ・プロジェクト』を見たのがもう6年前になるけど、それ以来のショーン・ベイカー。『タンジェリン』はまだ見てないし、『Anora』も見たいな。テキサスの貧困地区からLAのポルノ俳優として活躍した>>続きを読む

ウェディング・プランナー(2001年製作の映画)

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アダム・シャンクマンは『ヘアスプレー』しか見たことがないけど、撮影監督が違っても独特の色彩感覚がある気がする。マシュー・マコノヒーとジェニファー・ロペスのラブコメだけど、マコノヒーをラブコメに出そうと>>続きを読む

血の祝祭日(1963年製作の映画)

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ハーシェル・ゴードン・ルイス初見。

ジョイ・ラック・クラブ(1993年製作の映画)

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渡米した中国系の母娘8人のオムニバス的な構成で、本当に順を追って8人の話が語られるので少し無粋な感じはする。しかしそれぞれが面白くはあるので長尺だけどそれほどだれない。ウェイン・ワンという文脈でみると>>続きを読む

シンデレラマン(2005年製作の映画)

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ラッセル・クロウが別人。

ルックバック(2024年製作の映画)

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原作読んだのももう3年前か。事件(犯人)の描写あったっけと思ったらちゃんとあったので忘れてるな。原作は同ポジのコマ割りが見どころだったけど、そんな、むしろ映像的な部分が映像化して弱まってるのはどうなの>>続きを読む

JOY(2015年製作の映画)

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確かにビデオスルーになるタイプの映画だけど、題材は地味でも作りは全く地味ではなくめちゃくちゃ面白い。ブラッドリー・クーパーが出てくるあたりはデヴィッド・O・ラッセルが直系のスコセッシフォロワーだと思わ>>続きを読む

伴奏者(1992年製作の映画)

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生牡蠣やらタバコやらシャンパンやら口にするなり吐いてしまうとか、交通費を貰って馬車を呼んでもらっても生活費の足しにすべく歩いて帰宅するとか、貧しい伴奏者とオペラ歌手の対比が生々しい。さらに世間知らずだ>>続きを読む

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

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一話完結の漫画調だけど、ギリギリ映画になってる感じはする。後半は流石に予定調和に感じるところもあるけど。ラブコメでシリアスな展開入れると途端に安っぽくなるのは何故だろう。

アネット(2021年製作の映画)

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カラックスがスパークスとミュージカルを撮るらしいという噂から数年放置されて完全に熱が冷めてしまい、やっと見たけど微妙だった。曲が先行して脚本を肉付けしていった経緯があるとのこと。そこがなぁ。日本人のエ>>続きを読む

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

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傑作。有史をメタ的に解釈するのはゼメキス作品の一貫したテーマなのかもしれないけど、「実写にアニメを登場させよう」で終わるはずも当然ないのがいいな。裏切ると言われた酒場の客が『ハーヴェイ』の真似でバニー>>続きを読む

エドワールとキャロリーヌ(1951年製作の映画)

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ため息が出るくらい素晴らしい。ピアニストにとってはしばしばパトロン探しの晴れ舞台となる、富豪達のパーティという映画の中でしかお目にかかれないやつだけど、貧乏なピアニストの主人公との対比で、皮肉っぽくも>>続きを読む

僕と彼女とオーソン・ウェルズ(2008年製作の映画)

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ゾーイ・カザンが別人みたいだった。ウディ・アレンみたいな導入と終盤の展開(背伸びした恋に敗れてもっと身近な人の存在に気づく)。しかしダイアローグ見てるとリンクレイターだなと思う。

バシュフル盆地のブロンド美人(1949年製作の映画)

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プレストン・スタージェスは見ていくごとに、底が抜けていて衝撃を受ける。お尻を撃たれるたびに震えながら「シーー!」と叫ぶ判事の怒り方。ナンセンスさの極みのような銃撃戦では同じカット(たぶん撮り直している>>続きを読む

女群西部へ!(1951年製作の映画)

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いいのだけど、思ったよりは……。キャプラ原作というのが謎だけど、たしかにツイストの効いたキャラクターが多いし、ラブコメ的な要素もちゃんとある。馬も乗りこなせば銃の腕も確かな女性が眼鏡っ子というのも意外>>続きを読む

ハプニング(2008年製作の映画)

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『回路』とか『叫』っぽくてめちゃくちゃ面白い。こういうのはよくわからないものと戦ってても別にいいんだよな。ズーイー・デシャネルの大根演技をマーク・ウォルバーグがカバーしてて良かった。

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

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ジャン・ヴィゴ。ロングショットっていいなぁとつくづく思った。

ダークグラス(2021年製作の映画)

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ダリオ・アルジェントあんまり見てないことに気づいたからなんとも言えないけど、音楽が尖ってて良い。爆音映画祭で『サスペリア』見たのを思い出した。

ラブバトル(2013年製作の映画)

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またフランスらしいセックス三昧の映画かと思ったら比喩じゃなくバトルしてて良かった。作劇なんてあってないようなものだけど、同じロケーションと人物でシーンを連続させる(日を跨いでいる)という普通は避けられ>>続きを読む

赤ちゃんのおでかけ(1994年製作の映画)

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ジョン・ヒューズ脚本の『ホーム・アローン』的作品。なんとなくギャグがわかりづらいところがある。ボンボンっぽい夫を持ったママ役がララ・フリン・ボイルだけど、畑耕してそうな雰囲気があるし、普通に子育て上手>>続きを読む

トータル・バラライカ・ショー(1994年製作の映画)

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カウリスマキと組んだ作品のうち、これはレニングラード・カウボーイズと旧ソ連軍のコラボライブだというのは知らなかった。知らない曲もあったけど、ほぼスタンダードからの選曲ではないか。という意味でコミックバ>>続きを読む

秘花 〜スジョンの愛〜/オー!スジョン(2000年製作の映画)

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同じ出来事が違う視点から2度描かれる(けど多分それぞれに誤認があるし、なぜかそれぞれの展開がある)といういかにもホン・サンスな作品を初期の段階から作っていたんだな。相変わらずダメ男が生き生きとしている>>続きを読む