このレビューはネタバレを含みます
軽快な音楽と共にテンポ良くストーリーが進んでいくので、観ていて爽快。
途中からプスの命を狙って不意に死神が姿を表すシーンが何回かあるが、その度に流れる口笛と得体の知れなさにゾクッとさせられる。
ただ仲間との出会いにより成長した主人公に対し、潔く認めて去って行く場面は意外で面白かった。
人間の少女とクマの親子の家族愛と絆にも感動した。
特に少女から本当の家族が欲しいことが願いだと打ち明けられた時に、母グマが涙を堪えながら彼女の背中を押したシーンでは、種族の違いがあれど真の母親としての愛を感じた。
また最後に「チーム友情」とクマ一家、キリギリス?と不死鳥とで共闘して闘うシーンも胸熱だった。