ジジョ

マルセル 靴をはいた小さな貝のジジョのレビュー・感想・評価

3.8
外の世界に触れることで、いままで知らなかった街の音を知り、聴き慣れた風の音さえも違って聴こえてくるような感覚は、自分自身が世界との媒体になっていることを知ることなのだとおもう。

「自分は世界の一部だ」というマルセルの気付きは、音を通して映画全体で語られていて、どんなセリフよりも映像よりも雄弁だった。

マルセルの家族は多様だね☆
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