RIKU

マルセル 靴をはいた小さな貝のRIKUのレビュー・感想・評価

4.0
『マルセル 靴をはいた小さな貝』 (2021)

2024 131作目

あらすじ

おしゃべり好きで好奇心旺盛な小さな巻貝・マルセル。彼は、映像作家のディーンとの出会いを機に、生き別れた家族と再会するべく大冒険に繰り出していく。

感想

小さな巻貝のような外見のマルセルが、彼自身の小さな冒険や独自の視点を通じて人々の心を打つストーリーでした。マルセルの可愛らしさと独特のセンスは観客を魅了し、彼の内面の豊かさや強さに触れることができました。物語の中でマルセルが経験するさまざまな出来事は、小さな存在でも大きな愛や勇気を持つことができることを教えてくれます。彼の言葉や行動からは、自己肯定感や自己受容の大切さを感じることができ、観客はそのメッセージに共感し感動することでしょう。また、映画の独特な世界観やユニークな演出も見どころの一つです。マルセルの生活や周囲の人々との関わりは、現実世界とは異なる魅力的な世界を観客に提供してくれます。小さなものが持つ大きな可能性や魅力、そして愛情を称賛する作品と言えます。観る人々を笑顔にし、心温まる気持ちにさせてくれるこの映画は、ぜひ多くの人に観てもらいたい作品でした。
RIKU

RIKU