失顔症というのは‘人の顔を区別できない障害’のことだそうで、本作は失顔症を抱えた男が殺人事件の第一発見者だったというお話。失顔症とは、ちょうど西洋人がアジア人種の顔を区別できないのに似た症状だそうで、あのブラピが失顔症（相貌失認）であることをカミングアウトしたことで広く周知されるようになったものです。かく言う私も一時期マスクをしている人たちの顔が皆同じに見えてしまう錯覚に陥ったことがありましたけど...。そんな症例をトリックとして巧みに取り入れた本作、思わず二度見をしてしまいました。被害者のジュリアの正体は? 真犯人は誰だったのか? SAMANSAの解説を読んで素晴らしい脚本と演出であったというのが分かりさらに驚かされました😲
