古典的スパイ映画
近年のシリーズ作品は、トムの狂気によって生み出された派手でスタイリッシュな大味のアクションがトレードマークになっているが、シリーズ１作目である本作はかなり古典的なスパイ映画としての色が強い。アクションももちろん凄いけど、それよりも裏切りと駆け引きによる知的な戦略性の方がメインだった。飛行機にしがみついたり、崖からバイクで飛び降りたりする前の、知性が備わっていた頃の頭の切れるイーサンハントに新鮮味を感じた。
あとは、シンプルにトムがイケメン過ぎる。異次元の美しさ。目とか綺麗すぎやろ。惚。特に、裏切り者が誰だったのか気づいていながら、ジムの前で騙されたふりをする一連のシークエンスのトムのポーカーフェイスがカッコいい。
