桂木洋子劇場。じっとりした魅力が全開。
冒頭、伊藤孝雄を撫でる手の動きがすばらしく、うるんだ目も体を起こすタイミングも完璧でボーッとなっちゃう。
ここでの「赤ちゃん」が別の意味でラストに繰り返される。
お料理教室へ行くときの3連のパールネックレスと手袋。最後のお着物も、襟は細く重ねてるのに胸元は深めにあけて合わせてるのがなんとも言えず良い。
お住まいは成城と梅ヶ丘。
青山のおばさんに夫婦生活のことまで聞かれてて昔の人は大変だ。3か月に1回なの？
ラスト坂を上ってくところでわたしだったら終わりにするだろなと思ったがやはりそう甘くはないのだった。
