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ショーイング・アップのseapony3000のレビュー・感想・評価

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)
4.0
ミシェルウィリアムズがまたこんな役にハマりまくる。今度は犬じゃなくて猫、そして鳩。仏頂面にあの姿勢あの立ち方歩き方。アートやってるからってわけでもなく、いろんなブラウスに定番ともいえる台形スカートにソックスに穴開いたグランマ的ニット。あの絶妙にデザインされた可愛いファッションはミシェルウィリアムズ印。友だちのブランドなのか…おせーてください。でも生成りのクロックスはアリなのか敢えてのなのか。ミシェルウィリアムズよりは社交的にもイケてるホンチャウさんの真っ当だけどちょっといけすかない感じもわかるし、窯担当のアンドレ3000はそっちかよ。目立たずにサラッとジェームズレグロスも出てる。親父も母もそれぞれに、お兄ちゃんは穴まで掘ってる。個展初日の飛び立つハプニング、煙草吸いに向こうに歩いていくふたり。エンディングでは、さっきみたよ…名もなきアーティストの黙々と取り組むマクラメ・アート。マクラメ…マクラメだよ人生は、おっかさん。

(パリGRAND ACTIONにて〜)
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