「君が払うって言ったよね」
「じゃぁ払うわよ」
「いや俺が払うよ」
どうやねん!!!
それなら最初の議論いらなかったよね!
実際こういうやり取りあるよねー。
クルーはとてもプロフェッショナルで、クルージングに来る客がどういう人たちなのかよく知っている。
存在しない帆にクレームを入れるマダムは何かしらケチをつけることで、自分が優位であることを証明したいらしい。
自由と贅沢を満喫する客と、笑顔で無理難題を聞き入れるクルーたち。
船の沈没から漂着まではまるまる飛ばされていて、残った人数に愕然とする。
男を操っていた計算高いヤヤは嫉妬に狂い、カールは人の欲につけ込むことを覚えた。
ここでも逆転が発生していて面白い。