アン・ハサウェイもアンソニー・ホプキンスもやっぱり良い役者だなと感じさせられました。
時代的にも環境的にも差別が強い状況で育った主人公に、黒人の友達ができるがその子のせいで親の敷いたレールから外れていってしまう話です。
そもそも主人公の男の子は、冒頭からお母さんの箱からお金をくすねていたので、元からそういう素質があったのかもしれません。
ただ黒人の友達はひどい環境にあったとはいえ、主人公にドラッグを吸わせたり、最終的には泥棒になって警察にお世話になりかけるなど、主人公にとってはダニのような存在になり得るかもしれないが、幼いゆえにそこに気づかないのが見ててもどかしかったです。
主人公の顔とオチにも腹が立ちましたが、結構その後が気になりました。