13才の少年ふたり。
この少年達に見つめられると、
私はきっと竦んでしまうだろう。
汚れなき無垢な瞳、
美しくもいたいけな気持ち、
これら思春期の彼等が併せ持つ、
ガラス細工のような心に、
自分ならどう向き合えば良いのだろう。
こんな想いをずっと感じてた。
実の母と息子のような、
お互いしがみつくような、
衝動的な抱擁が切ない。
私は臆することなく泣きました。
この愛と赦しの抱擁があり、
少年は徐々に心を取り戻し、
紛うことなく青春への再生と、
いずれ尊い人生を歩むであろう。
特筆すべきは、
この少年の善良な兄の存在は大きい。
兄貴として弟への繊細な愛情を見せてくれる。
今後も彼ならきっと
弟を救ってやれると思う。
ずっとずっと弟に寄り添ってやってほしいと
切に願う。
本作も生涯忘れ得ぬ出逢になりました。
たったひとつだけ、
ふたりの少年の名前(呼称)が
似すぎており、
この部分だけは承服しかねる想いがあり、
あえて、
「少年ふたり」で表現させて頂きました
いつかマタアワセテクダサイ🫂
