梶野竜太郎

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーの梶野竜太郎のレビュー・感想・評価

4.3
痛覚がなくなった時代。
人々は臓器にタトゥーを入れる人間解剖ショーを楽しむ・・・。

どひゃあ!凄い設定!
待ってました!クローネンバーグ節!
「ザ・フライ」の泣けるクリーチャー感や
「裸のランチ」の難解作品を楽しむ感!
御年80歳ですか。
さすが、天才変態監督!未だ健全!

気持ち悪さを楽しむ以外にも
物語の進み方のダークさが相変わらず秀逸で
観ていて本当に楽しい(楽しんじゃいけないのかもしれないけど)
予告編で流れてたからネタバレじゃないとして書くけど
冒頭から、トイレのゴミ箱を食べる少年だよ!
タブー好きにはたまりませんな。

100点か!?っていうとそこまでじゃないけど、
変態ノワールを充分に楽しみました!

まだまだお元気で次回作も宜しくお願い致します。
梶野竜太郎

梶野竜太郎