梶野竜太郎

落下の解剖学の梶野竜太郎のレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.7
雪山に住む3人の親子。
落下死した夫。
容疑者となる妻。
そして視覚障がいの息子。

物語は事件の真実が何かではなく、
その人は何を思ったのか、
世間からどう見られているのか。
人間という生き物の真相を淡々と解剖してゆく物語

真実を追求しない法廷作品。
アカデミー作品賞ノミネート。

これね、完全な玄人向けです。
起承転結に波が欲しい
ハリウッド映画大好きさんには
この芳醇のコクと旨みを楽しめるのか。
これを楽しめる大人になって欲しい。
梶野竜太郎

梶野竜太郎