このレビューはネタバレを含みます
おもしろかった！
最近、原作を2周したくらいで、まだ物語もあやふや……って感じだったので、話の筋をしっかり確認できたのがよかった 漫画読むとき、どうしても目が滑って文字読まなかったり細かい描写見落としたりが多いので あと原作のハンドルの切り方が全力すぎるのもある（？）
日露戦争での人殺しの負い目が強調されていたように感じる 戦争のシーン結構力入ってたと思う 大きいスクリーンしっかりとした音響で戦争を撮ることで、観る側に凄まじいインパクトが与えられる 杉元がこの戦争で戻れなくなってしまったんだなというのがめちゃめちゃ伝わってくる！からの梅ちゃんの「あなた……どなた？」でもう すぎもと〜😭
川で砂金採ろうとしてるときは暗い声色だったのが、アシリパさんと出会って交流していくことで、近所の兄ちゃんみたいな声に変わっていて、もともとはたぶんこうだったんだよね 寅次梅ちゃん杉元の背中が、白石アシリパさん杉元になるんだよね、ね！
金カムには、キャラがネバトロに濃いやつらが勢揃いしているが、実写化では割りとそのまんまをやってくれている感じがしてそこも好きポイントでした 特にこのへんのキャラがよい
・アシリパさん
原作とは年齢の差がありつつも、アシリパさんの芯の強さがすごく現れていて、アシリパさんじゃん！となった 凛とした佇まいがそれ その一方で、オソマ食ってんじゃねえか！の顔もしっかりグギギってなってて好き
・白石
白石が白石すぎて、白石だった（？）杉元アシリパさんが落ち着いた雰囲気だったから余計に白石のハッピーさが出てて観ていて楽しかった
・鶴見中尉
玉木宏の声がいいな！蝋燭ボリボリしちゃおうか……ｷﾞﾁｷﾞﾁとか、馬を狙撃されたあとに全力走りしてるとことか、キテレツな動きをしてるのにそれでいて品がある こんな玉木宏見たことないや
・二階堂兄弟
原作よりも綺麗な顔立ちしてるのに、おちょくり具合がまんま彼らすぎてよかった 纏っている狂気が自然に感じられてすごい
欲を言えば、杉元のギャグテイスト溢れるほんわかなところがもっと見たい！と思う！
