漫画やアニメの実写化はどうしてもキャラクターの先見的イメージとの差異が気になってしまう。
過去に原作のイメージをうまく実写化できた作品としてはソラニンが思い出される。
ソラニンは漫画の雰囲気と宮崎あおいがシンクロしていたが、それに対してゴールデンカムイは特に非現実的キャラクターで構成された漫画なため、より難しいはずだった。しかし、うまくキャスティングされていて、違和感がなく、漫画のキャラクターがそのまま実写化された感じだ。
特に山田杏奈演じるアシリパは、予想以上にアシリパだった。
キングダムばりに続編が続くことが予定されていると思われるが、無理に2時間の映画の枠に納めずに、冒頭の203高地の戦闘や、他の戦闘シーンをしっかりの描いていたのが好感を持てた。映像としても見応えがあった。
アイヌの世界観は、現代の我々が学ばなければならないものだと思う。和人もかつては同じ世界観を持っていたはずた。それが文明の発達とともに失われていった。こうやってアイヌの文化が世に発信されていくことによって、現代社会に影響を与えることを期待している
続編も楽しみだ。
