このレビューはネタバレを含みます
漫画原作の実写なので、これっぽっちも期待してなかったのですが、原作の大ファンなので鑑賞しました。
原作へのリスペクトと再現度の高さにめちゃくちゃ驚かされました。
大好きなアシリパさんと杉元の出会いから、第七師団、土方歳三一行との刺青人皮をかけた三つ巴の戦いが始まるまでがほぼ漫画のまんま映像になっていました。
「俺は不死身の杉元だー!!!」の台詞、アニメで小林親弘さんが圧巻の演技で叫んでいたのですが、山崎賢人さんも本当にそのまんま杉元でした。
彼をキャスティングしてくれた人に感謝しかありません。あんなに杉元がぴったりな役者さん居ないかもしれない。
他のキャラクターも改変など殆どなくみんな漫画のまんまのビジュアルで演じてもらえてるし、言うことなしです。
アクションシーンも最初の203高地での戦争のシーンから、最後のソリの上での月島と杉元の一対一の戦い、馬から落ちた鶴見中尉がそのまんま走って追いかけてくるところまで凄い、、、。
アイヌ文化の紹介も丁寧にされているし、監修・協力の方の数もとても多かったのが印象的です。
ゴールデンカムイのオタク大歓喜です。
是非続編を同じ監督さんに撮っていただきたいな思います。
今年1番ワクワクさせて貰った映画です。