このレビューはネタバレを含みます
原作の大ファン。キャスト発表の時点ではイメージと違うキャラもいて非常に不安だった中での鑑賞。
良かった点
・原作を大事に丁寧に作ろうとしたのを感じた。
・馬上での戦闘シーンが足されていたけど迫力があってかっこよかった。
・鶴見中尉と土方歳三がイメージ通り。
・杉元が意外とハマっていた。
・冒頭の日露戦争はじめ、戦闘シーンが全体的に良い。
個人的に微妙だった点
・役者さんの演技はいいけど、どうしてもやっぱりこのキャラのイメージじゃないな…と思ってしまうキャラがいたこと。
・仕方ないけど、動物がCG感丸出し…
・白石が牛山から逃げるシーン、原作では雪の山崩したり馬をけしかけたりするのが咄嗟に機転きかせる感じで良かったのにカットされたこと。それに第7師団に見つかるシーン、一瞬詰まっただけで刺青云々の話をするのが頭の回転の速さを感じさせて良かったのに、慌てふためくシーンが追加されたのも個人的にはちょっと…と思ってしまった。
・アイヌの金貨、ここで出してしまうの…？でも原作者が監修してるのだから意味はあるのか…そうなんだ……
総合的には原作リスペクトを感じてよかったと思う。
