「天から役目なしに降ろされたものはひとつもない」
まず⬆️の序文で、旅順の広大で凄惨な光景がドーンと写ったところでこの実写映画は信頼できると判断した。
とにかくやるつもりなのかと。
シナリオは世界観説明、キャラ紹介に手を取られていた印象だが原作の流れをきちんと汲んでいて忠実なつくりだった。
キャラクターも、メインはもちろんのこと玉井とか少ししか出番のないキャラも原作に激似で感動したな。
白石とか動きやしゃべり方がそのまま漫画から出てきたみたいだ。
声に関しては土方、鶴見はアニメよりこちらの方が合ってる。
アクションはストップモーション多用せず、自然かつダイナミックでリアルとフィクションの合間をうまく行き来してる。
あと原作お馴染みの変顔とかギャグ描写も、過剰演出なしであくまで自然なリアクションとして滲み出たような演出だから好感持てた。
漫画の実写映化の何がキツいってこの辺の演出の匙加減なので…。
私の好きなキャラ出るのに、あと下手したら7年以上かかりそうなこと以外は概ね満足。
続編出たら必ず観に行く。
(追記:2回目見に行ったら思い切り間違えてたところがあったので、修正)