ゲームたまに遊ぶフレ2人で、今さらながら見てきた。
フレは全くの初見で、事前に昼飯をバカ食いしていた事もあって数回寝落ちしたらしい。暗いシーン多すぎじゃね？と言ってたが、明るいシーンも沢山あったので、マジでコイツ見てなかったんだなというのが私の感想。
ちなみに映画以前の予備知識としては、コミックスの（そんなものはないが、樺太に渡るまで展望を知っているという意味での）北海道編とアニメは3期までは視聴済。
そんな私の感想コメントとしては、
「かなり原作に寄りつつ、しかし映像として見せるところはしっかりと見せ、分からない人にも結構分かりやすくまとめた評価できる映画」
という印象です。
アラを探せば、アシリパさんがちょっと背が高いとか（杉本との身長差を誤魔化すテクニックを様々入れてはいるものの）、二百三高地や杉本の回想的シーン長すぎじゃね？とか、鶴見中尉が少しイケメン過ぎるかな？とか、杉本が鶴見中尉の元から逃げるソリのシーン長すぎじゃね？何周するんだ？とか、マァ色々あるにはある。
色々あるにはあるけどでも、逆にカメラワークで「このカット、コミックスと全く同じじゃん！（その感覚のせいで、ガチに実写とコミックのシーンが一瞬ダブって見える）」とか、キャストそれぞれの表情がコミックスのそれにスゴイ似てて、キャストや制作側に作品に対する愛と情熱を感じられるなど、原作を知っている人間でも楽しめる実写映画じゃないかな？と感じました。
またラストシーンの流れが面白く、主要キャストの紹介のみを流して別のシーン進めて、しっかりしたエンドロール流しながら「アシリパさんが頑張ってオソマを食べる」というガチコメディシーンを挿し込んでみたり、エンドロール終わった後にのっぺらぼうと今後登場するだろうキャラを1カットずつ見せて、次の作品への展望を覗かせたりと、映画の最後の最後まで飽きさせない仕組みに好感が持てました。
ナンバリングタイトルではないので次があるのか分からんけど、次があるなら見たいなというのが正直な感想です。
