真魚八重子

トレンチコートの女の真魚八重子のレビュー・感想・評価

トレンチコートの女(1985年製作の映画)
3.5
シャーロット・ランプリングの容姿あっての映画。痩せぎすだけどセクシーで、美人なのかわからないけれど表情を読み取りたくなってしまう。大胆なヌードになっていても安っぽくならない。

犯人がほぼ最初からわかっていて、刑事と犯人がお互いの出方をうかがっている映画ってたまにあるけど、自分はラストでどうもビックリしてしまう。個人的に、捜査より二人の関係性が前景に出てくると、異様な感じがするみたい。これも犯人逮捕が偶然の産物みたいな感じで。
途中、部屋を借りてるくだりが、遺族が住んでてそれがどういう意味なのか、見逃してわからなかった。
銃弾の口径が特殊で、その出所も犯人が告白するまで捜査であがってこないし、警察としてはダメなんだけど、男女の興味(愛とまでは言わない)と駆け引きのフィルムノワール。
真魚八重子

真魚八重子