ベーべ

希望と絶望 その涙を誰も知らないのベーべのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全てを…

前作が良かったので、そのまま2作目の今作
も鑑賞。
今作も良かったです。

日向坂46の2020年〜2022年前半ぐらいまでを描く。
物語は1期生の影山ちゃんの復帰と新3期生の加入から始まるが…

もう何と言うか、これはほとんどの人間に当てはまることかもしれんけど、とにかくコロナが全てを狂わせたって感じ。

あのウイルスに全てを蝕まれ、コロナさえ無ければ…と思わずにはいられない。
無かったら無かったで、別の問題が浮上してたかもしれんけど。

とりあえず、出来事を順を追って整理すると、、

まず、客が直接来れなくなる。
なので無観客での配信ライブに切り替わる。
始めの内はそれでも楽しい、とコメントしている子もいたが、時間経つにつれ疲弊していく。
無観客の空間に体力を吸い取られると感じていたとも。

無観客の限界が迫った頃、追い討ちをかけるように、長年の夢だった東京ドーム公演の中止が決定。

シングル曲に関しては、
ついにセンター交代。
印象に残ったのが、肩の荷がおりた、というコメント。
やっぱりセンターの栄誉以上に、重圧のほうがあるということなのか。
それを証明するかのように、新しくセンターを務めていった子たちは目に見えて弱っていく。

その後も、エースの不在や、主力の卒業発表などに揺れながらも、グループとしての力はつけていき、ついに東京ドームの地に降り立つ…という流れ。

ファンじゃないけど感動しました。

メンバー、一人ひとりについて語ったらキリがないので、キャプテン佐々木久美だけについて。
音楽番組でパフォーマンスしてるシーンだけを見ていると絶対気づかないけど、前作と今作を観てたら一番重要な存在だと思った。
今作でいうと、かとしがフラフラで今にも倒れそうになった時に一人だけ気づいてダッシュで助けに来たところはスゴすぎてビビった。
ベーべ

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