映画館で鑑賞
全編ブルーバック作品
オーストリア版SE7ENですこれは
この映画はほとんどのシーンで建物や地面が歪んでいるのも大きな特徴
元刑事の帰還兵が謎めいた残酷な連続殺人を追っていくストーリーとなっているが,殺し方も残酷で容赦ない
ブルーバックの違和感を感じられるところはあるにはあるが,逆にほとんどシーンをスタジオで撮影してるなんて思えないほどの演技と撮影技術だ
この映画の1つのテーマが戦後の変わり果てた祖国オーストリアだろう
そこについても非常に良く描かれている
少し謎が残ってるシーンもあるので鑑賞済みの方と語りたい
──────以下ネタバレ──────
戦後変わり果てた祖国をブルーバックで暗さを上手く表現,狂ってしまったところを歪みで表現されているところが素晴らしかった
だが残酷な殺しや深い動機などの割に犯人がわかった時,ん誰?となってしまった笑自分が悪い笑
そして時限爆弾が爆発しなかった理由やラストシーンで娘が写ってなかったのには意味があるのか
理解力がなくて大変だったが面白い作品であった