このレビューはネタバレを含みます
Netflixのドキュメンタリーはセンセーショナルな事件をいち早く題材にしたりと問題提起として定評があるのは分かるけど、わりと作品としては分かりづらく退屈なものが多いがこれもその一つ
女性が支配搾取される心象風景としての演出は過剰だし要らないと感じた
それはそれとしてこの事件の怖いのは不特定多数の閲覧者と傍観者がいることで、同じ状況に置かれたらクリックしてのぞき、魔窟さながらのコメ欄に参加し、自分は無実だと疑いもせず善人面して日常を過ごすだろう人間が世界中日本にもどれだけいるかということ
日本はAVが盛んだったり性的映像に関しては韓国の比じゃなく緩いようだが常に盗撮や性犯罪の報道は後を立たないし、表沙汰にならないだけで類似事件はいくらでもありそうだし何も他人事ではないと思う
この手の犯罪は拡散、閲覧する人がいて成り立つってほんとそれ…犯人が悪魔を自分の優越性として表現したのが許せないという女性記者の言葉はご最もだし、本当に悪魔的なのは誰？
ネット、まじ怖
