このレビューはネタバレを含みます
最っ低で最悪。
だから、さいきょう。
まず、冒頭の
「ホーホッシオンイー シーセンオンマー🤲」で
これ洒落怖の「お憑かれさま」
みたいにこっち側を呪うつもりですやん…。
全力で「唱えるまい!」と
警戒して、何で呪詛を広めようと
しているんだろうと結末を考えた。
その警戒のせいで作中に例の呪文が
出てくるたびに「コレって…」と
ルオナンの必死さが怖かった。
結末でルオナンが娘のために
その他大勢を犠牲に呪いの
被害を少なくする為に呪文を
広めていたと分かって血の気が引いた。
何より、動画を使って不特定多数を
犠牲にしようとしていたルナオンが、
自分の足でも呪文を広めて少しでも
娘を助ける様子は怖すぎて
オチがわかった今は笑えてくる。
ファウンドフッテージ
×
フォークホラー
×
宗教ホラー
の掛け合わせは相性良すぎるなと感じた。
仄暗い水の底からを中学生の頃に見て
理解できないほどの恐さにゲロを吐いた。
そんな嫌なトラウマを思い出させる
最低で最高なホラー映画だった。
追記
なんで呪詛が好きなのか自分でも
よく分かってなかったけど、たぶん
白石監督テイストを感じたからだと思う。