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呪詛のmlcmのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
3.6
これは00年代インターネット怪談直系の映画だと思う。
つまり都市伝説や洒落怖、あるいはSCPやBackroom等の話と近いものがある。

個人的にはそういった話が好きなのでとても楽しめた。
つまり言ってしまえば壮大な内輪ネタのようなものなので、好き嫌いが分かれる映画だろう。
要は前提知識やリテラシーがあり、のめり込んで見ないと前評判の高さほどは楽しめないかもしれない。

ただ、そういった要素を抜きにしてもPOVで描かれる邪宗は暗黒ウルルン滞在記のようなリアリティと居心地の悪さがあって面白い。

難点としては演出がありきたりなのと、説明が多すぎること。ここらへんも在りし日のネットホラーっぽくて懐かしい気持ちになった。

題材と演出がいい映画だなと思う。
もう少しビジュアル的なインパクトが欲しい。
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