あっかんべー

呪詛のあっかんべーのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
3.4
「 ホー○ッシ○○イ○シ○センウーマ」
伏せ字にしておく。

台湾で怖過ぎると話題の作品。
怖いというより不気味さや気持ち悪さが勝る。
実話から着想を得たらしいが、どこまでが実話?非現実的過ぎる現象の連続に困惑した。
だがPOV形式が妙にリアリティを帯びていて、物語にチェーンメール要素を盛り込むという戦略が後々効いてくるのが上手い手法だと思った。

ネガティブスペースを存分に利用してじりじりとした緊張感漂う現場の演出も巧みだった。
監督の「これをやれば怖がるだろう」という意図が感じられて、しっかりと良質なホラーだった。

その割には鑑賞後に引きずるものは特になかったのは期待し過ぎたせいか。

--------------ネタバレ---------------




視聴者巻き込み型は面白い。
あの呪文覚えさせようとしてくるところと、一部始終をちゃんと撮影して我々に見せつけようとしてくるあの精神力はまさにホラーの真髄となる部分。
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