台湾発湿度高めのじっとりホラー。
虫とか蓮コラみたいなケロイドとか、なんかそういう本能的に嫌~な絵面があるから怖いのか、呪いというなんか得体がしれないけど殺傷能力高そうなワイルドカード持ってきてるから怖いのか。
まぁ思ったのは、「呪い」も「祈り」もきっかけはエゴな欲望だよね、ってこと。
それを最大公約数的な体裁を整えて「呪い」とか「祈り」とかそういう宗教スタイル作り上げるのが人間、てこと。
怖いのは、呪いとかじゃなくて、個々の人間の潜在能力が集約してなんか大きなうねりみたいなもんが出来上がってしまうこと、だと思いました。
絵面が結構きつめなので、ダメな人はダメだろうな~、でもラストのメタ的な種明かしはほぼほぼ予想出来ていたので、そこまで自分は怖くなかったです。