『12モンキーズ』や『ドン・キホーテ』で特に知られるテリー・ギリアムの初監督作品
ジャバウォッキーなる怪物が暴れ回る中世のとある国で、彼の怪物を打ち倒す勇者を求めて開かれた大会に巻き込まれた青年のお話
その名の通り表題はルイス・キャロルで有名なジャバウォックから
あとは『ARMS』とかね
初監督作品ながらテリー・ギリアムらしさは随所にあふれており、決死の覚悟で挑み無駄に命を散らしていく戦士の勇士を、それらを眺めながらぼやく国王たちの顔に血しぶきがかかる様のみで表現してしまう戦士たちの命への冒涜ぶりがなぜだかとても面白くて良かったです
あとまあ世界観が非常に泥臭いというか泥に塗れて汚く描いているあたりも非常に好感がもてますね