オリジナルは台湾の映画で「1秒先の彼女」それのリメイクになりますが、それは観ないでこの映画を観ることにしました。かなり奇想天外な感じになりそうな予感がしましたので結果を知らないほうが楽しめると思ったからです。正解でした！観なくて良かったです。
題名は「1秒先の彼」とちょっと違っているので、なぜ変えたのかな？と不思議だったのですが観るとそれが何故なのかよくわかりました。
1秒早い一（岡田将生さん）、1秒遅い麗華（清原果耶さん）のダブル主演ですが映画を最後まで観るとどちらの人を重視しているかがわかりました。
岡田将生さんのコミカルで明るく優しい性格の役、とても良かったですね。前半で彼の目線で物語が進んでいきますが、日曜日がなくなってしまいます。どうして？こんなことになっているのかと右往左往しているところがちょっとクスッと笑ってしまいました。
そして後半で清原果耶さんの目線でのお話が始まります。おとなしく引っ込みがちで目立たない性格の女の子の役ですが微妙な感情の表現が上手で役にはまっていました。
ここで彼の身に起こった不思議な出来事の謎がわかります。伏線の回収がわかりやすく楽しめました。すごく良かったですね。
この作品は、とてもファンタジーで切なく淡い恋の物語でした。
