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1秒先の彼の328のレビュー・感想・評価

1秒先の彼(2023年製作の映画)
2.8
岡田将生はこの映画で演じている主人公のような、デリカシーが足りない、欲求に素直で張り切ったイケメン役が良く似合う。というかよく見る。「伊藤君A to E」とか「謝罪の王様」とか「告白」とか。

清原果那は凛としかけている、ポニーテールじみた、よく苦虫を噛んだような顔をする役が似合う。「まともじゃないのは君も一緒」とか「線は僕を描く」とか。「宇宙でいちばんあかるい屋根」もそんな感じだったかな。

なんか邦画もよく見ているんだなぁ、と思います。

映画は「安定した面白さ」という感じでした。ストーリーに不具合がなく、気持ちの良い推進力があります。花火の演出なんかは、「いいね」ボタンを押したくなりました。
しかしながら記憶に残らない予感が拭えない。

テーマ 2.8
画 2.7
ストーリー 3.4
キャラクター 2.9
音楽 2.7
豊かさ 2.5
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