ずい

わたしの幸せな結婚のずいのネタバレレビュー・内容・結末

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

目黒蓮さんのことも今田美桜さんのことも詳しく知らないけど、ロケ地の諸戸邸目当てで観に行きました。
思いの外諸戸邸こと斎森邸が早く焼かれて愕然とする……。諸戸邸の和洋折衷建築、特に水色の爽やかでハイカラな洋館が好きなので映画内で観られて嬉しかったです(バチギレ清霞さんの手で燃やされちゃったけど……)。

ロケ地の建築目当てで観に行くという謎のモチベーションの客だったので、まさか泣くとは思っていませんでした。美世さんが嫁いだ初日の朝頑張ってつくったのに「毒が入っているのか」と言われて手をつけてもらえなかった朝ご飯を、「美味いな」って言ってもらえたシーンでめちゃくちゃに泣いてしまった……。美味しいご飯を美味しいねって言って食べる描写が大好きで弱いので涙が出てしまう…………。

こういう話は無辜のキャラクターに死を与えることはないとわかっているんですが、美世さんが力を発動する前に刃で刺されていた将校たちが生き返ったのは「アリ」なんですか!? ということは少し思っていた。死という不可逆を巻き戻しても良いの!?(それくらいのことが可能な美世さんの力であるなら、帝が恐れるのも納得できるなと思います)

映画は面白かったし基本的に優しい世界でしたが、最後の不穏な終わり方は続編を見据えている……?(エンドロールでタップダンス監修? の関係者が流れてきて、タップダンスなんてしたっけと思っていたら、最後の演出で出てきました)

あと鶴木さんの幸せはどこにあるんですか!? 彼、美世さんのことをずっと想っていたらしいのにこんな美しく残酷なBSS描写ないよ〜〜!
ずい

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