ピエトロは親友のブルーノと父親と大切な時間を一緒にできなかったことを悔やんでたけれど自分に正直にいたのだからそれで良かったと思える
ピエトロは山の頂上に向かって歩いて行き
ブルーノが山の下で待っている
自分の心に持っているもの
何処にも行かないブルーノには土に根を張る力
ピエトロには世界へ自由に羽ばたく力
共に変容に繋がっている
彼ら2人を動中静とするなら中は何だろう
山に積もる雪と空に上がる白い雲が融け合うところ
ピエトロはブルーノに永遠的なように決して変わることのない真実に似たものを見ていたんではないか
世界を旅して周り何が自分と違っていて何が同じなのかを一生をかけて知る
山に居座ったブルーノにも言える
それは立ち帰る原点は分* 己れを知ること
とても印象的なのは2人は正反対なのだけれどお互いに無いものを妬むとかではなくて持っていない知らない世界として見える目を持っているのが品格のように感じた
「帰れない山 ─ Le otto Montagne」のタイトルの意味が分かると泣いちゃいます
… 北イタリア モンテ・ローザ山麓