私、ラショー監督には《プロのオタクの本気の所業》という言葉を使いたい。
どう見てもB級映画でしかないのに、その割には無駄にクオリティが高すぎる。
衣装もVFXもわりと本気で通用するレベルだから、その気になればそれなりの映画を作れるだろうに、あえてこういうB級映画をやりたいんだろうなという感性。下ネタもどうしてもやりたいんだろうな。下ネタっていうか「シティーハンター」のすけべみたいな感じがやっぱり好きなのかな?
それに、ラショー作品って役者がだいたいいつものメンバーなので、小劇団みたいな安心感もあってほっこりしてしまう。
しかも今回は音楽がすごく良い仕事をしてました。
本家のテーマ曲にめちゃくちゃ良く似ているけど絶妙に違うという、著作権ギリギリを攻めた音楽が最高に面白かった。
愛すべきプロのオタク、ラショー監督を私は応援します。