EUフィルムデーズにて。
主人公ウイェを本人が演じ、彼の家族も出演している半自伝的作品。
ミュージシャンのウイェがパーキンソン病と診断されたことにより仕事も生活も変化が訪れる…という話。
時が経つにつれ症状が悪化するが、この映画は悲劇的なものではなく温かくユーモア交えてウイェの奮闘を描いていた。
自分のことはもちろん妻と子供はどうなる、ミュージシャンとしてはどうなる、パーキンソン病にかかっていることをいかに家族に伝えるか…
病以外にあまりにたくさんのことがウイェにのりかかる。
まるで彼が病にかかる前より忙しくなり、どう病を受け入れ闘っていくか、最善の方法は何かなどウイェとともに考えてしまうが、最後まで温かいタッチでコミカルなので重たすぎなくて良い。