プアン／友だちと呼ばせての17のレビュー・感想・評価

映像の美しさや恋愛中心の物語…と、想像以上にウォン・カーウァイ色が濃かった。

照明の使い方や回想シーンでのフィルムっぽい質感など、ウォン・カーウァイ作品が好きな人には楽しめる部分が多いと思う。

ただバッド・ジーニアスの監督の最新作！という情報だけで観ると、彼のオリジナリティが薄く感じられるのでは。

主演の2人だけでなく、脇を固める役者さんたちも個性的で魅力的。

過去と現在とで10年以上の月日が流れているのに、それが感じ取れにくかったのは少し残念だった。