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プアン/友だちと呼ばせてのtakaのレビュー・感想・評価

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)
3.3
男性2人によるロードムービーをベースにした物語。
タイの監督、俳優の映画は初めてだったが、特に違和感なく映画に入ることができた。
それは、音楽、アングル、展開、色彩において、ハリウッド映画の要素が多くあったからだと思う。

この場面あの映画っぽいなと、観る人によって感じる部分がいくつかあるんじゃないでしょうか。ただちょっと詰め込み過ぎで、おしゃれに見せることを意識した構成が、私には重たく感じた。

ストーリーは、男性と女性で感想が大きく分かれそうな内容。
構成も時間軸と現実と空想が交錯していて、少し面倒な感じもする。そんな構成を全く想定していなかったから余計そう感じるのだと思う。

考察するほどの内容では無いが、置いていかれた感は少なからず残る。
特にラストシーンは解釈が分かれそう。

同監督作品の、バッドジーニアスを観てみようと思えたのは収穫であった。
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