白血病の青年が、最後の別れを言うために、友人の運転する車で元カノの元を巡っていく。
そして、実はそれは、友人に許しを乞い、
彼との関係を再生するための旅だった。
ウードがボスの彼女を泊めてあげて、親切心からと思いきや、勘違いして「俺のこと好きなんじゃないの?」みたいに迫るシーンが怖すぎて、あんたそういう人だったの⁈とショック…。
ボスにしたことも、ひどい。
でも、自分の貧しい暮らしと裕福なボスの暮らしを見て、複雑ない気持ちになって暴走してしまったのもわからなくはない。
最後に謝りたいと願ったことは、100%の本心からだったよね。
だから、許してあげたい。
ウードとボスが和解できてよかった。
ボスと彼女の恋が、終わっていなくてよかった。
死んでいくことは悲しいけど、
死をきっかけに、こんなに人は変われるし、
何かをやり遂げることができるんだね。
それって希望かもしれないな。