メラン28号

ミセス・ハリス、パリへ行くのメラン28号のレビュー・感想・評価

4.3
ファッション映画で久々にどんぴしゃりの作品が来た!

運命のドレスに出会えた時のドキドキは一生何度もない。
主人公のハリス夫人がDiorに魅せられてパリに飛び、
自分だけのドレスのために奮闘していく。

ハリス夫人は真面目で正直だから騙されやすいしハラハラすることも多いけど、だからこそ色んな人たちに協力してもらえて困難に立ち向かえる。見ていることちらも、いくつになっても夢を持つことの素晴らしさと勇気を貰えた。

なにより、Dior協力なのでムッシュ・ディオールのデザイン画を元に再現されたドレスはまさに「エレガンス」で、最初のファッションショーではため息が漏れてしまうほど、ドレスもモデルさんも美しい。

役者の演技も素晴らしくて、本当にパリに行っている気分になりました。
ちょっとご都合主義なところもあるけれど、それもまた映画っぽくていい。ファッション映画が観たい人、元気もらえる映画が観たい人には凄いおススメ!
メラン28号

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