きん

ミセス・ハリス、パリへ行くのきんのレビュー・感想・評価

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いくつになっても夢を持つって素敵。
ロンドンで家政婦をしている主人公がコツコツお金を貯めてDiorのオートクチュールドレスを求めにパリへ。
主人公が雇い主のクローゼットに収納されていた花柄の淡い色のドレスにときめく場面、主人公が労働ストライキの先頭に立ってDiorの方針を変える手助けをする場面は心動かされた。
自分を卑下せずときめきや夢を持ちつづけ気品のある振る舞いをする主人公が、小さな積み重ねでハッピーを手に入れる。辛いことがあっても頑張っていればいつか報われるというメッセージが込められていてとても元気をもらえる映画。
ストーリーの進め方やハッピーエンドな所、壮大な音楽がディズニー映画のようで、この映画を気に入ってくれそうな友達2人に早速布教した。
ファッションショーの煌びやかなドレス達やヨーロッパのインテリアにキュンキュンした。会計士とDiorモデルの若い2人の恋も絵になる奥ゆかしい2人で応援したくなった。

LiLiCoさんご登壇付き試写会
観終わった後に高い熱量でお話してくださってあっという間の30分。スウェーデンで一目惚れして購入したという紙製のドレスをお召しで華やかだった。当時のロンドンやパリの社会背景や物価等を教えてくださったり、映画の感想も共感する部分があって、1人で映画を観にいったときの感想をいち早く共有できない寂しさがなく映画館からの帰り道の足取りが軽やかに感じた。
合わないと思ったら一旦辞めたらいい。
夢に年齢は問わないし、ハッピーは自分自身の中にあるという強いメッセージが印象的。
きん

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