めちゃくちゃ泣いてしまった。亡くなった夫の想いが全編に溢れている気がして。
最後のシーン、最高級のドレスを着て一般人向けのパーティーでとっても明るい笑顔で踊るミセスハリスを見て、夫はこの顔が見たかったんだろうなぁと思って泣けて仕方なかった。彼女のこの笑顔が大好きで、どうか笑顔で幸せに生きていってほしい、という夫の願いが、ミセスハリスのパリ行きを叶えたんだろうなぁと思って。(軍の人がお金持ってくるシーンも泣いた。どうもやたら琴線に触れるらしい)
普通のいい人はちゃんと幸せになれる。そう信じさせてくれる素敵な映画だった。人生はおとぎ話ではないけれど、嘘みたいな魔法はもしかしたらそこかしこにあるかもしれない。