うめ

ミセス・ハリス、パリへ行くのうめのレビュー・感想・評価

4.1
待ち続けた希望も失い
ミセス・ハリスに残ったのは
夢に見るような美しいドレスへの憧れ
ブランドは“クリスチャン・ディオール”
向かったパリで待つ出会い

人の善意と
人の優しさと
人の悲しさ
それが感じられる
映画だからこそ
こんな夢みたいな話があってもいい
レスリー・マンヴィルのミセス・ハリス
いや〜チャーミングですね
あの笑顔には誰でも惹かれてしまうでしょ
しかし
これを甘いだけの映画にしないのは
彼女がいてこそ
メゾンを取り仕切るイザベル・ユペール
まさに極上のスパイス
ピリッと味を引き締めてくれる
強さと儚さがあって
やっぱり良い女優さんです

ラストもこうじゃなきゃって感じで
一緒に飲む酒が上手くなる
そんな気持ちの良い映画でした♪
うめ

うめ