ラララプソディー

銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章のラララプソディーのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

 面白かったです! 前回から数か月待って、また三ヶ月連続で劇場で見られることが嬉しくて仕方ないです!
 前回からの続きで、かなり良いシーンからのスタートです。きちんとあらすじ説明から入っていただいて、丁寧。

 以後感想の時系列がぐちゃぐちゃになってる部分が多々あると思われますが、暖かい目で読んでいただけると嬉しいです。

 まずやっぱり、ケンプ~~~;;;泣いちゃいましたね~…めちゃめちゃきれいに作られてましたが、切なすぎました~…。息子さんたち&奥様の気持ちを思うともっと胸が苦しくて、奥様が息子さんを抱き寄せるシーンは何を思ったか、なんだかわかる心地でした。戦いですごいといわれなくても、ただいてくださればよかったのにね…息子さんたちも物騒なこと言ってるけど、本当は戦場に行って欲しくないですね…。
 ミュラーくんも頑張りましたね~…。勝てるような戦いだったからこそしんどいですね…ミュラーくんの気持ちを思うと、生き残ってしまったという気持ちと、次戦への誓いというか、なんとも暗い気持ちになってしまいそうです。

 同盟の方の気持ちになると、ヤンがいない中とても頑張って戦いというか被害を最小限に抑えて、やっと合流してきちんと勝てたのは安心でしたね…。指示してないことをしていかんことになってしまったところもありましたが、そういう輩はもう…ヤンからするとなんなのだ…という感じなのかな、わからんけども…。
 その後風邪引いてワインパンチ(?)飲んでるシーンはなかよしで可愛らしくて好きですね。保護者であるけれども、なんとなくユリアンに甘やかされている部分もあったりして、よい関係だなと思います。

 フェザーン親子を見ながら、(将来はげちゃうのかな)とか思ってしまってすみませんでした笑
 今回は同盟・帝国に加えてフェザーンもきちんと参加してきて、徐々に次の戦いへの準備が高まっている様子が多い感じでしたね。

 オーベルシュタイン様は、怖いけど、好きなんですが、でもやっぱり怖いので、その手腕のせいでミッターマイヤーやロイエンタール様にも影を落とし始めている気がして怖いですね…。切ないです。
 ヒルデだけでもラインハルト様の味方でいてね…という気持ちでいましたね…変わりつつあるラインハルト様よ…。

 アンネ様美しく描かれていて素敵でしたね~! アンネ様個人の気持ちになってみれば、父さんのせいで結婚しちゃうわ、そのせいで弟は戦い続けるわ、そのせいで大切な友人であるキルヒアイスは…………ってなったらまぁ、隠居もしたくなりますわな………。
 何はともあれ、賢すぎるヒルデと美しすぎる且つ素敵な隠居をなさっているアンネ様には仲良くなって欲しすぎますね~…! 賢い方同士でね!

 ラインハルト様が、姉様のことになるとキレ散らかすところが好きです笑
 あと、次作へつながる部分だと、皇帝がくそがき過ぎて笑っちゃいましたね…あんな環境なら仕方ないとも思うけれども;

 あと普通にケスラーさんイケメンでしたね…しぶかっこよ…。
 誘拐おじさんはいい人そうな感じかもし出しててよかったです。侍女の方のこと打たなくて本当によかった。

 オーベルシュタイン様にそそのかされて(というと、聞こえが悪いけれど)判断がどんどんとシビアになっていくラインハルト様を見てると、それもこれもキルヒアイスがいないからなのよ~;;ってなってまた寂しくなります…。
 ともあれ、今回のお話は基本的にケンプ戦に結構極振りした構成で、後半のお話は、嵐の前の静けさというか、なんとなく準備期間でまだおとなしくしてるだけだぞ、みたいな感じの作りだったように感じます。

 予告のユリアンのところは怖いですね~…。バラバラ嫌だよ~~;;
 帝国が多めだった今回とは代わって次回は同盟が多めか、もしくは全体的にバランスよくやりそうな予感…。戦いもやはり当たり前だけど起きそうなので、覚悟して劇場に行く必要がありそうです…!;;

 続きが見られるのありがたすぎるし楽しみです!!