もうAmazonPrimeで観れるのだが池袋HUMAXシネマズでリバイバル上映していたので鑑賞。
現実が映画を補完してしまった現在では全てがフラグであり、冒頭から辛くなる。
アンナ・ポリトコフスカヤ、アレクサンドル・リトビネンコはたまたエフゲニー・プリゴジンといったロシア内部から否の声を上げた数多くの人々が「処理」されていく中で、それでもロシアの民衆はナワリヌイのような変革者を求めているのではないかと思わせる場面があるのは希望。
ただ、イラクやリビア、アフガニスタン等で外圧的にレジュームチェンジした結果は国民の幸福につながっていないとしか思えないので、どうであれロシアのことはロシア国民が選択して決めるべきであり、西側の価値観が全てではないとも感じる。