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ボンボン BOMBONのSNLのレビュー・感想・評価

ボンボン BOMBON(2004年製作の映画)
3.5
2008年に書いたブログのコピーです。

ボンボン こういう映画が良くなってきた


最初、スペイン映画だと思ってみていた。
値段の単位がペソ。
今はユーロだよなぁ~、スペイン旅行した時は円=ペソでわかりやすかったのよねぇ~。って思いながら見てた。

手作りのナイフが100ペソで高い?
一日働いて30ペソ?

何か変だぞ、って思った。

調べたら、舞台は、アルゼンチンだった。2004年の映画だ。
ちょうど2004年のレートを書いたHPがあった。
2ペソ=72円ということなので、36倍すればよいのだな。

一日働いて、1000円程度なんだ。。。
コンビニでお菓子みたいなのが6ペソって言ってたな。200円程度か。一日の働きの1/5と考えると、高いなぁ。
ドッグショーの参加費が25ペソって言ってたな。一日働いたお金か。金持ちの娯楽だなぁ。

******

この写真を見て、見たくなったのだった。
bombon.jpg

<STORY>
52歳のココは、長く勤めたガソリンスタンドがオーナー変更により首になり、手彫りのナイフを売って生計をたてようとするがうまくいかない。妻とは20年会っていなく、娘の家に居候するが、生活の余裕のない娘の家にも居場所がない。
娘に仕事を探せと言われるが、探しているのだった。52歳では働き口が見つからないのだ。
ガソリンスタンドでクジを引いたら景品があたった。お金に換えてくれといいたいが、いえない。
温厚で、親切なココ。
道端で困っている車を発見。30台の女性だった。修理には溶接機が必要だというと、150キロ離れた自宅にあるという。牽引して、家に行くと豪邸だった。
お礼に犬をくれるという。
お金が欲しいのだが、、、
家主が1年半前に死んだというその豪邸では、車を売ろうとしていたところから見るに、お金に困っていそうだ。
自分のくいぶちもないココは、困ったが、強く勧められ、断れなかった。

娘には叱られ、家にはいられなくなった。

やっかいものと思われた犬だったが、、

犬と一緒に車に乗っていると、まず、犬付の仕事が見つかる。
それはココのお人よし故に、お給料をもらうまで勤められなかったのだが。

どうやらこの犬(ココはレチェンと呼んでいたがそれは犬舎の名前でボンボンが名前だった)は見る目のある人にはすごい犬で、あれよあれよと、ドックショーの世界に。

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ほのぼのとしたいい映画だった。

子供の寝る時間に見始めたのだが、子供が興味を持ってしまい寝なくなっちゃったので、一時中断。
二日にわけて見ることになった。

犬が擬人化されるわけでもない。芸をするわけでもないのだが。娘(7歳)は喜んで
「ボンボンデレチェン」と今日も言う(映画を見たのはおととい昨日)。「日本ではレチェンデボンボンか?」などと聞くので(外国は名前が逆だと教えたことがあって)
デはたしか英語のOFだったなぁと思い、「レチェンのボンボン」だよ。と教えた。

息子(11歳)は、「株みたいなものだね」
うーむ、なんたる彼らしい感想。また知識が増えたかな。

炭酸水を飲んで、「分子の移動が少なかったから飲みやすかった」とかいう息子。
お前は、「コーンヘッズ」か!!??
(コーンヘッズでは、ピザのことを炭水化物がどうのと表現する)

ココは、無事ボンボンを繁殖させて金持ちになれるのでしょうか。

ボンボン ボンボン
(2007/10/26)
フアン・ビジュガス.ワルテル・ドナード

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関係ないけど、コーンヘッズ(お勧め)
コーンヘッズ コーンヘッズ
(2006/07/07)
ダン・エイクロイドジェーン・カーティン

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36インチブラウン管。TVの音声にて、二日間に分けて、私と子供達3人で鑑賞。
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