このレビューはネタバレを含みます
閉鎖的な村の光と闇
深淵の中に見える絶望と希望
横浜流星主演
藤井道人監督
サスペンスドラマ
すごかった
絶望に次ぐ絶望、希望が見えたと思ったらまた絶望、、、
横浜流星の絶望の表情と哀愁がすごい
ゴミ処理場がそびえ立つ村
過去を抱えた男がひっそりと暮らすところに10年ぶりに幼なじみが村に戻ってきたことで全てが変わりだす
ゴミみたいな人間がゴミ処理場のある村に集まっていますいw
閉鎖的な村で起こる笑うくらいの絶望
村で生きるしかない人たちと村に戻ってきた人たち
終始暗いテンションですが、内容が濃すぎて集中してみれる
閉鎖的な村の円環の中で生きる人の宿命
きっかけと同じ道を辿り、悲しみと絶望がすごい
横浜流星演じる優と黒木華演じる美咲
優は父の罪に囚われて絶望して生きてるわけだけど、父の犯した罪と同じ道を選択するのは結局は自分自身っていう
父と子の違いは最後の中村獅童とのワンシーンに詰まってたな〜
父は死んで事件を終わらせたけど、子は炎で全てを燃やして自分は生きる選択をしたわけですし
涙のシーンがしつこいぐらいあるけど、もう横浜流星が父親そっくりなんですよねえ
中村獅童の最後、救えなかった後悔があって村を出た経緯があって、今回も間に合わなかったっていう絶望、でも優を立ち直らせて村を変えることができる希望のラストかも、、、
横浜流星、黒木華の演技と
古田新太の笑顔と中村獅童の能が素晴らしい
奥平大兼くんすごいわー
西田尚美のギャンブル母さんやばい、、、
