「流浪の月」の凪良ゆう氏の本領発揮といった所でしょうか。
いざ鑑賞。
原作未読。たまたまBSで放送していたのをまとめ見したので、映画の中に挿入された高校時代のシーンなどは，はい知ってます。
コアなファンには絶賛の嵐のようですが、それほどのファンでは無く何となく観てしまった人々にとっては、たまにヒラ君役の人の台詞回しが棒で観てて恥ずかしさが増す。どもり具合もわざとらしくて…まぁ演技が浅いのはこれからの役者と言うことで大目にみておきます。そしてもう1人の主役美しい彼役ですが、好みの問題だとは思うけどそれ程美しく感じないのは…何故でしょう。少女漫画の世界ならもっととてつもなく美しいビジュアルで表現できたと思うけど，実写になると120%の美形って難しい。原作読んで頭の中で想像していた方がきっととてつもない美しい彼を作り上げられていたような気もする。
落合モトキ変な役で出てるなとか、あの田舎の川べりはどこを設定してるのかなぁとか気になっていたら，最後に高校の名称に神奈川県立〜西橋本高校とかほんとにありそうな高校が使われていて，あ，あれは相模原市なのかなんて考えながら観ていた。でも川向こうの景色とかちょっと田舎すぎる？ような気もして全体的なトーンとこの川べりは合ってなかったかな。
いろんな所に不自然さイライラを感じつつもこれを真面目に観てはいけない。これは妄想の世界だから何でもありなんだ…と納得させた。
でもオープニングの夢のシーン，かなり安っぽいぞ。あ，だから真面目に観てはダメなのね。
