ホラー映画を知らない人でもサスペリアという言葉はほとんどの方が聞いたことがあるのでは？
そんな数々の名作(迷作？)を創り上げた、80歳を越えてるイタリアンホラーの巨匠・ダリオアルジェントの新作がこのダークグラス！
正直な感想はもう再結成ディープパープルやブラックサバスとかのライブを観てる感覚。ちょいと時代遅れの感は否めない。
何よりも、あまりのストーリーの酷さには意識レベル0になります…。
猟奇殺人のスリラーものなのに、犯人は中盤で判明します…
犯人から逃れるため、森から道路に出たのに、また森に戻るぐだぐだの逃走劇。
足跡を消そうと思いついたのが、川に入るという発想。そのあと川でヘビに襲われます…
意味ありげな建物やカットが全く意味がなかったこと…
なぜか野獣と化するワンちゃん…無能な警察…
…突っ込むのはここらへんにしときます。キリがないので。
ただそこら辺も含めて好きなんです。ダメなところが何故か優しい映画にも感じるのですよ。
何よりもオープニングのタイトルと音楽のカッコよさは満点。
そしてヒロインも満点。
「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のヒロインの方ですね。
めちゃくちゃエロいです(サービスカットが無駄に多い…)サングラスがカッコいいですね〜。
そしてラストは清々しいのです。
結局、どう観てもアルジェントの作品でした！満足！
