てるる

ザ・バンク 堕ちた巨像のてるるのレビュー・感想・評価

ザ・バンク 堕ちた巨像(2009年製作の映画)
3.3
以前映画館で観た時は「この映画の半分くらいしか理解出来てないかも」と思ったのでいつか観直そうと思ってた作品。

結果、以前よりは楽しめたけど「やっぱよく分からん」という感想。
オープニングの暗殺シーンや事件を追っていく過程は面白いし、螺旋状の美術館での銃撃戦などは迫力あって良かった。
なのにこの感想は、やはり巨悪であるIBBCという銀行の闇の深さやヤバさ、そして動機が上手く伝わってこないから。そして途中でイタリアかどこかの実力者を暗殺し、その息子達に引き継がれるけど、そのあたりも上手く描けてないのでラストでの反撃がしっくりこない。

クライヴ・オーウェンやナオミ・ワッツは好演してるので、見せ方次第ではもっと良作になったんじゃないかなと思ってしまった。
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