このレビューはネタバレを含みます
原作ゲームやTVアニメは観たことがないので比較は出来ないのだが、話としては、簡単に言えば、閉鎖的な村の古いしきたりや呪い等でミステリー感を煽り、村全体でとある事件を隠蔽しています的な、ありがちなものでしたね。可もなく不可もなくといった印象でしかなかったです。
ただ、ありがちなストーリーでも演出や見せ方で印象が大きく変わるとは思うのだが、この作品はまさに"B級映画あるあるの王道"をつき通したものとなっており、一番気になったのは、若手俳優陣の演技が下手過ぎてストーリーが頭に入ってこない。そして、こだわりがあったのだろうが、スモークとライティングの過剰な演出は微妙としか。主人公が村人に追われるシーンでは、逃げるというより軽いランニングでしたし、全く緊張感がなく、恐怖すら微塵も感じられない。夢オチに夢オチを重ねて意味不明な終盤もどうかと。
"面白さがわからない"というよりは、本作は面白くありませんでした。
