物語自体も昭和な空気を漂わせつつ、要所要所でおどろおどろしい雰囲気を醸し出すジャパニーズホラー演出が効いており中々良い雰囲気。演出まで昭和っぽくせんでも…と思うところは所々にあるものの、まあ雰囲気にはそぐう形ではあるので全然許容範囲内。アバンから不穏さを纏いつつ、島みやえい子の『WHEEL OF FORTUNE (運命の輪)』に乗せて血生臭い新聞記事をバシバシ映していくOPの雰囲気なんかは満点あげちゃってもいい。何気に本作、アニメ版同様にOPとEDが島みやソングだったり、劇伴も川井憲次だったりで音楽周りも優れています。